2004年にオープンした庭の湯は、豊島園の中にあるので、東京にいながら郊外に来たような緑の中の露天風呂が売りの人気施設です。温泉ゾーンとプールゾーンが同じ位の大きさなので、水着持ってこないと半分しか楽しめないので要注意(もちろんレンタルもあります)。 2階建ての建物の中には、休憩ゾーンと食事処、マッサージ(整体・足つぼ・タイ古式)があり、最近行ったらエステのような簡単な囲いブースも追加されていました。 525円で会員になると、入館料が500円引きになるので、2回以上行く人は会員になるのがお勧めです(1年有効)。もしくは、9時以降だと1,260円とお気軽価格になるので、仕事帰りにちょっと癒されたい時に便利です(23:00で閉館なので、もう少し夜遅くまでやっているといいのですが)。 |
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1: 受付を入ると目の前に広がるスパプール。色々なジェットバスや打たせ湯が配置されています。 2: 裸ではいる温泉ゾーンの露天に2つある、甕風呂。陶器の手触りと掛け流しの湯が気持ちいいです。 3: 水着ゾーンの外の露天ジャグジー、おじ様たちに人気のスポットです。 4: 女性用露天風呂には、黄褐色の湯が。ここも緑が目に優しいです。 |
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まず水着を着てプールゾーンへ。平日に行った時は、年齢層がかなり高かったです。 メインプールで行っているアクアビクス教室では元気なご老人がたくさん踊る踊る、どうやら常連さんが多い様子。また、週末や夜に行った時は、カップル半分、他おじ様おば様層という感じでした。 メインプール横の露天は、売りにしているだけあって緑の中、なかなか雰囲気がいいです。庭を眺めながら黒湯循環希釈のオレンジ湯、気持ちいいのですが、ただやっぱり水着を着ながらってのが残念です。また、その横の大きなログハウス風サウナは庭が見える窓付、これまた必死に汗をかくおじ様たちが沢山いる人気スポットでした。 他、プールゾーンでは死海風呂(死海と同じ塩分濃度)はぷかぷか体が浮いて面白かったし、打たせ湯やジャグジーは強力なものがあって気持ちよかったです(写真5)。 |
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5: プールエリアの外にあるログサウナ。大きめで緑を眺められる窓付きです。 6,7: 2階にある休憩スペース、オープンなエリア(写真6)と暗く寝る用エリア(写真7)があります。 深夜営業をしていない施設なので、休憩エリアは男女に別れていませんでした。 8: 夜のメインプール、2階の休憩所や食事処からプールを見下ろせる造りが素適です。 9: 夜の露天ジャグジー。上手く写真が撮れなかったですが、雰囲気よくお気に入り。 10: エントランスの様子。豊島園の正面入口から右に降りた所にあります。 |
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プールに飽きたら、次は水着なしの男女別お風呂ゾーンへ。 内湯が3種、露天が2種とフィンランドサウナ、スチームサウナがあります。プールエリアに比べてちょっと狭いので、週末はやや混みあいますが、サウナ室の前にクールダウンエリアがあったり、こだわりのある造りでした。 温泉は、東京の定番、ナトリウム塩化物強塩泉、茶褐色のしょっぱい湯です。塩素消毒でなくマイオックスという特殊な殺菌消毒を行なっているので、塩素臭がしないのが良かったです。個人的には虎目石を使った軟水風呂がなんとなく肌に優しい気がしてお気に入りだったのと、露天の壺湯は1人で占有できる掛け流し湯でとてもよかったです。 お風呂から上がったら、次はマッサージですが、あまり選択の余地がなく(ラクーアは6種類位あったから)、悪くはなかったけどちょっと残念。やはり需要があるのか、オープン時には数台だったリフレは、場所を動いて拡大して、タイ古式も出来ていました。また、アカスリは韓国人ではなく、普通の日本人で、接客は良かったですが腕は普通でした。また、食堂はべたべた居酒屋メニューでしたが、湯上りにいいさっぱりしたメニューもちゃんとあって悪くなかったです。 以上、単にプールと温泉というスパ部分だけを見たらよく出来た施設なのですが、営業時間の短さやマッサージ類の少なさなど、各種サービスを同時期に出来たラクーアと比較してしまうと、各方面でもう少し!な施設と思いました。ただ、それほど混んでいないことや夜の割引があるなど、ふらっと寄れる気軽さはよいと思います。2006年6月に行ったら、今まで使い放題だったサウナのバスタオルサービスがなくなっていました。色々と経営も厳しいんだろうなーと思うとしみじみ、せっかくのいい施設なので頑張ってほしいとつくづく思いました。 <2006.6> |