仙境の里銀山温泉は、康正2年(1456年)に銀山が発見され、1600年代まで銀山の町として栄え、閉山後の1700年代より温泉街として知られてきたという歴史ある温泉地です。 川沿いに湧き出した源泉をそのまま内湯にして旅館が建てられていき、川沿いに並ぶ3階、4階建ての木造旅館が昔そのままの町並みを残しています。(現在では木造の4階建て旅館は法律上建てられないので、非常に貴重です) 周りは山、という隔離されたような場所ですが、銀山鉱洞や白銀の滝、斎藤茂吉の歌碑などを巡るハイキングコースなどもあり、温泉に入る意外にも楽しめる温泉だと思いました。 |
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1: 銀山の街並み。ここだけが別世界のように、不思議な空間ができています。 2: 老舗の能登屋旅館 3: 温泉街すぐ裏にある滝、温泉と清流で癒されます。 4: 宿の窓からこんにちは。どの旅館も通りを見下ろせる造りになっています。 5: 中央通りの清流沿いには足湯もありました。 |
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昔ながらの街並みが人気の銀山温泉。雪の日なんて、本当にすてきでしょう。 本当に写真に撮ってきれいなのは、実はほんの100m位なのですが、それでもとにかく味があります。(にしても、電線だけはちょっと残念…パンフレットだと電線を修正して消してあるのですが) 奥の方へいくと滝や散歩道があって、ゆったり泊って森を探索するのも素敵だと思います。 本当は老舗、能登屋旅館のお風呂に入りたかったのですが、時間が合わず断念。唯一やっていた源泉館のお風呂に入りました。 日帰り入浴は時間制限がかなりあるので気をつけたほうがよいと思います。 源泉館は、残念ながら、女子風呂は狭くて家族風呂のようでした。(3人でいっぱいいっぱい)懐かしい古いタイル張りのお風呂で、おばあちゃんちに来たような感じです。お湯はやわらかな硫黄臭がして、やや白いかな?くらいの透明湯でした。柔かい肌触りと温度で、のんびり何回も入るのによさそうでした。成分表はこちら。 銀山は町の造り的に、露天風呂が作れないので、開放的な雰囲気を味わいたいなら別の温泉街がよいかと思いますが、しんみり篭る、日本型の温泉逗留をしたい場合にはうってつけの雰囲気だと思いました。 |