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武蔵野温泉 湯らく : heavenly-spring.com

武蔵野温泉 湯らく

武蔵野温泉 湯らく
湯らくは、三鷹駅の北、三鷹と柳沢駅の間の住宅地にある、広い岩盤浴が人気の日帰り温泉施設です。
どの駅からもちょっと離れた静かな住宅地の中の、並木道沿いに湯らくはあります。
外観は落ち着いた普通の白いビルなので、周辺のマンションなどに馴染んでいますが、岩盤浴の看板だけは目立っていました。地下1階から3階までの建物の中に、温泉と岩盤浴、レストランとマッサージ、休憩所と一通りの施設がコンパクトに納まっています。
普通の入館料は1560円ですが、1050円(早朝プラン)など色々なお得プランがあります。岩盤浴に入るなら、温泉+岩盤浴の2200円コースがお得です。

★★★
★★★☆
★★☆
★★★
東京都武蔵野市八幡町1-6-10
0422-52-1611
URL :  http://www.tennen-yuraku.co.jp/
入浴料金 :  1560円
アクセス : JR中央線の三鷹駅、西武新宿線の西武柳沢駅の両駅前から無料送迎バスが出ています(どちらも1時間1本ペース)。
車なら駅から車で10分ほど。
近代的なビルに入ると普通にきれいな館内、左がレストラン、右が休憩室です。
休憩室のシート数は12席。畳でごろごろするスペースもあります。
カラオケルームや宴会場もあり、地元でのちょっとした会合に使われているようです。


湯らくはどのフロアも広々。
内湯も微妙に広く、小さな体育館の中に、ぽつぽつと浴槽があるような感じです。(写真左)

露天風呂もやっぱり広々、緑が見えるところが素敵です。内湯の浴槽は3つ、ぬる湯(38℃、ジャグジー付)、あつ湯(44℃)、水風呂(20℃)があり、露天は源泉掛け流しの浴槽が1つあります。ぬる湯の一部瞑想ルームのように覆われたスペースがあったのが面白かったです。
泉質は、ナトリウム塩化物強塩泉(PH7.6の弱アルカリ性)、茶色透明の食塩泉です。色はまるでコーヒーか濃い烏龍茶に入っているような感じ、また、匂いは腐った海草みたいな不思議な臭いがしました。かなり塩味は強く、傷にも染みるし、顔につけると少し乾いてきた時にかゆくなります。髪の毛につくと、海水につけた時と同様、ばさばさ絡まるので、エクステの人は特に気をつけたほうがいいと思います。


岩盤浴は地下1階にあります。
これまた広々したロビー(写真左)で、浴衣と石の上にひくゴザをもらって、浴衣に着替えてさっそく岩盤浴へ。

ここの浴台は平らな岩でなく、その上に玉石が敷いてある形でした。(写真右)
15分岩盤浴+5分休憩のセットを3回繰り返しますが、汗が出る出る、ぬれた浴衣が透けるんじゃないかと心配してしまうほど。玉石がごろごろしてはじめ馴染まなかったですが、上手く体がはまると温かくて本当に気持ちよかったです。休憩用のソファーもゆったりでなかなか心地よいし、全般的にきれいなとてもよい施設だと思いました。できれば岩盤浴だけ利用できると嬉しいのですが。


ちなみに、岩盤浴とは、放射線を出す石を使って体を温める事によって、大量の汗をかき、ラドンなどを吸入し、色々体にいい事があるというものですが、サウナなどに比べて、かいた汗がさらさらしているのが不思議です。放射線が出てるといっても目に見えないし、いろんな効果もどこまで本当か半信半疑だったりしますが、実際にかく汗の量と質はサウナなどとは明らかに違うのは事実です。
そのままかいた汗が化粧水になっているそうで、汗を洗い流さずそのままでOK、初めてそう説明を聞いた時はちょっと気持ち悪いなーと思ったのですが、実際やってみると本当にお肌さらさら。それ以後やみつきになりました。
九州や東北、北海道などでは昔から沢山の施設がありますが、東京に沢山出来たのは2005年頃。その後やたらあちこちに出来て、価格競争になってしまったり、施設として中途半端なものが増えてしまったのは残念です。

以上、広々した施設にしっかりした温泉(源泉掛け流しのつるつる食塩泉)と広々岩盤浴もあり、定期的に出ている送迎バスもある、ふらっと寄ってお風呂でリラックスしたい人にはとてもおすすめな施設でした。<2005.5>