・!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01//EN" "http://www.w3.org/TR/html4/strict.dtd">" お台場 大江戸温泉物語 : heavenly-spring.com

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お台場 大江戸温泉物語 : heavenly-spring.com

お台場 大江戸温泉物語

お台場 大江戸温泉物語
大江戸温泉物語は、東京初の大型温泉テーマパークです。
東京万博予定地だった埋立地にあって、周りは工場地帯という多少殺風景な場所にありますが、ゆりかもめの駅からすぐ、お台場とあわせて楽しめる観光スポットになっています。
江戸時代をイメージしたテーマパークと温泉がくっついたような施設には、お風呂やレストラン、マッサージ、休憩処という定番サービスに加えて、お祭りムードたっぷりの縁日広場や、ペット専用のお風呂綱吉の湯(別棟)などがあります。
また、2006年に新しく個室での宿泊ができるようになりました。

★★★
★★☆
★★★
★★★

東京都江東区青海2-57
03-5500-1126
URL :  http://www.ooedoonsen.jp/
入浴料金 :  2,827円
アクセス: ゆりかもめのテレコムセンター駅から徒歩3分ほどです。送迎バスが多種あって、東京駅・東京テレポート・勝どき駅・月島駅・品川駅・錦糸町などから出ています。
1. 2.
1: お台場らしい場所から少し離れて周りは工場地帯のような殺風景さ。
   テレコムセンター駅からすぐ見えます。
2: 横のテレコムセンターから見た東京湾花火。大江戸温泉物語からは残念ながら見えません。
唐破風的なエントランスから入場したらまずは越後屋さんで浴衣を選びます。なんと19種もある浴衣、数はあるのに全部浮世絵が入っていてかなり派手で品のよい模様がなく悩んでしまいました。とは言え、普段着ないような派手な物を着る、という行為自体がひとつの娯楽というか、ある種のコスプレのような、別世界に入り込むための導入手段として非常に重要かつ素晴らしい工夫だと思いました。
浴衣に着替えたら、すぐお風呂ではなくて、まずは大江戸の世界を浴衣で探索するようになっています。食べ物やはもちろん、射的・お土産・占いやなどなどあってお祭りに来た感じ。千と千尋の世界にもちょっと似ています。

3. 4.
3: 越後屋さんで浴衣を選びます。どれを選ぶかで好みがわかって面白いです。
4: 屋台の並ぶ広場、夜の縁日の風景は日本人共通の原風景のひとつじゃないかと思います。
5: 浴室は広い体育館のよう。露天風呂が横についています。
6: やっぱりこの施設のメインは温泉でなく、この広小路でしょう。
7: 広々した庭園風の露天足湯。足湯から見えるスクリーンで、偶然なのか千と千尋がやっていました。
大江戸の世界を堪能したらさっそくお風呂、脱衣場で浴衣をぬいで大浴場へ!浴衣に着替える場所と脱衣所わざわざ2ケ所作ってある所に、ひとえに浴衣で大江戸の街を楽しんでほしいという強いコンセプトを感じました。
お風呂は大きな体育館のような感じ、中央に一つだけ温泉浴槽が櫓のように高くなっています。温泉はしっかりしょっぱくてぬるっとした肌触りのナトリウム塩化物泉。やや茶褐色のお湯で、循環しています。勝手な希望を言えば、温泉は小さな浴槽が1つだけなので、希釈して全部を温泉にする必要はないけれど、あと2,3個は温泉浴槽(もしくは炭酸泉や薬湯など)があればな、と思いました。
他は普通のお湯のお風呂、寝湯、ぬる湯、水風呂とあって、サウナはミストと中温サウナがありました。露天風呂は岩風呂と樽風呂があり、露天といっても藤棚のような屋根があってあまり空は見えませんでした。
5. 6. 7.

男女一緒に入れるコーナーとしては、足湯・砂風呂・岩盤浴がありました。休憩所(ざっと数えて100席、女子専用が30席ほどあるけど週末は泊る人の数に足りないらしい)と、宴会場、エステなどがあって、マッサージのほぐし屋さんはまあまあよかったです。
平日の夜だったので、それほど混んでいなかったのですが、土日に行ったらすごいことになっているようです。

単なる日帰り温泉ではなく、あくまでアミューズメントパークである事にこだわっているので、友達大勢とわいわい(できれば平日に)行くと面白いと思います。私も予想外に楽しめました。ただ、温泉に入りたい!と思っていく場所ではないので要注意。(埋立地で地盤沈下が懸念される地区でもあるので、温泉の使用量は少ないのです)各種お得なプランなどもあるので、非日常空間でふとリラックスしたい時にもよいかと思います。
ちなみに、新しく出来た宿は、お風呂がついているコンパクトな部屋が22室と2段ベッドのような簡易宿泊ブース(男性のみ)があります。部屋は昼間時間貸しをしているので、チェックインの時間で宿泊料金が違い、1室13,000円~5万円台まであります。
また、大江戸温泉が全国にある温泉旅館(メルパルク、簡保保養センターなど経営が厳しくなっていた宿、廃業していた宿など)を大江戸温泉ブランドでリニューアル、オープンさせています。すでに4軒オープンして、あと6軒も各地に予定されています。日本の温泉旅館の変換期にあって、この動きに興味津々。近々生まれ変わった大江戸温泉の湯宿に是非泊まってみたいと思っています。