那須サンバレーは、8種類の宿泊施設とスパプール、ウェディング用教会などが集まった大きな高原リゾートエリアです。全く異なる雰囲気のホテルや旅館が転々と建っていますが、ちょっとした公園があったり、散策するのも面白そうです。 そんなエリアの中心になる温泉施設、アクアヴィーナス&湯遊天国はそのお風呂の種類の多さで知られており、雑誌などで見たことある方も多いと思います。 アクアヴィーナスには22種類のスパエリアと、湯遊天国には44種のお風呂が。実際はどこをどう数えたらその数になるのか微妙でちゃんと検証はしなかったですが、確かに色々あるってことは確かです。 アクアヴィーナスは、水着を着て入る温泉プールで、流れるプールがあるので、子供率、浮き輪やゴムボート率が高いです。 |
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1: 湯遊天国の女性用露天風呂エリア。男女別の脱衣所から、裸で入れる湯遊天国エリアと水着の アクアヴィーナスエリアの両方へ行く事ができます。この露天風呂エリアは面白かった! 小さいながらサウナも3種類あったり、檜風呂ややたら派手な色の合成着色料っぽいハーブバスが と思いきや、天然の素適な硫黄泉もありました。 色物?施設なのに何気にこの湯がよいのでびっくりしました。 2: アクアヴィーナスには色々な種類のジェットバスや打たせ湯があり、 微妙に温かい湯に水着で入る様は、ヨーロッパの温泉スパのようだと思いました。 3: フロントとロビー。ありがちな地元系温泉施設のような造りですが、 不思議な絵やオブジェが飾ってあって面白かったです。水着も沢山売っていました。 4: 湯遊天国の第2内湯。女性は、内湯が2つと露天エリアがあり、 男性より占有エリアが広いのが嬉しかったです。 |
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5: 脱衣所横の内湯。ここは弱アルカリ泉、循環で温泉味を感じなかったです。 あくまでここは体を洗う場所です。 6: ホテルサンバレーの本館。可愛らしい?パステルカラーです。 7: トリートメントはマッサージとリフレクソロジー、エステ、アカスリなどがありました。 お気軽なリフレをやりましたが、東洋式(つぼ刺激系)で男性の整体師の方が多く、結構上手でした。 |
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なんとなく箱根小涌谷のユネッサンなどを思い起こさせる、ちょっと古さも感じる娯楽系温泉施設ですが、ここが素晴らしいと思ったのは、浴槽の数や種類で勝負しつつもちゃんとした泉質の浴槽もあること。予想外のいい湯に出会ってびっくりしました。 泉質は3つ、乳白色の硫黄泉、無色透明の弱アルカリ泉とマグネシウム泉があり、高原の定番硫黄泉はしっかり温泉のベタな匂いを楽しめたし、ちょっと珍しいナトリウム-マグネシウム・炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物泉は滑らかな肌触りが温泉らしさを感じさせるいい湯でした。 他、個人的に温泉以外のお気に入りは、緑茶湯(本当にお茶の香ぷんぷんでした)、酒風呂(美肌になりそう)、塩サウナでした。色々種類のあるお風呂やサウナをちゃんと全部まったり楽しもうと思ったら、数時間は余裕でかかるような施設なので、泊まりで来るか(ホテルに泊まればもちろん自由に使えます)、半日スケジュールを考えた方がよいかと思います。ここは友人とグループでわいわいいろんな湯を楽しむのがよいと思いました。 <2006.7> |