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小田原お堀端 万葉の湯 : heavenly-spring.com

小田原お堀端 万葉の湯

小田原お堀端 万葉の湯
小田原駅まで新宿からロマンスカーで80分、万葉の湯・小田原は駅からすぐの便利な場所に立つ、大型日帰り温浴施設です。
駅からは歩いて3分ほど、東口のロータリーを越えて中央通りをまっすぐ行って最初の信号を右折すると、コンビニや飲食店と並んで建っています。これがまた大きくて写真のフレームに入りにくいほど、どどんとした立派な姿。5階建て、1000人収容可能な大型施設です。地下に駐車場もあって、5時間までは無料です。
2001年に出来た小田原店は、町田店に続いて出来た万葉の湯の2号店で、中にはお風呂の他、食堂・マッサージ・休憩所・キッズパークなどが入っています。

★★☆

★★
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小田原市栄町1-5-14
0465-23-1126
URL :  http://www.manyo.co.jp/odawara/
入浴料金 :  2400円
アクセス
JR小田原駅から徒歩5分ほど、中央商店街から右に入った所にあります。
和風なエントランスを入ると売店の向こう正面にフロントが。なんとなくお台場温泉と似た雰囲気です。最初に入場料を払って、先にお金を預けておく事も可能です(退館時に清算)。
館内着は浴衣、フロント横の更衣室で浴衣に着替えて、もう一回フロントと売店横を通り抜けてエレベーターで各階へ移動します。
ここの導線はちょっと微妙、入館前の人と浴衣でお風呂へ向かう人、清算の人などがごっちゃになってるのが意図的なのか、仕方なくなのか?館内着が浴衣だからまだいいですが、これがよくある健康ランドっぽい館内着だとちょっと普通の人と混ざり合うのは恥ずかしいなと思いました。
2階はホール(夜は仮休憩所になる)と貸し部屋フロア、3階がレストランフロアになっています。

エレベーターもやや和風、内部に椅子が置いてあったのには感心しました。
無料休憩所という名のレストランはなんと364席+110席、無料でお茶とお水が飲めるようになっているのですが、何かオーダーしないとまずそうな微妙な雰囲気があります。
また、一部はバイキングのように自由にお皿を選ぶようになっていて、お惣菜などが沢山おいてありました。(写真右上、惣菜は1品136円位、4品で500~600円の小皿です)休憩所レストランは朝までずっとやっていて、朝は無料コーヒーサービスがあるせいか、それにひかれて来て朝食を食べる人が結構いました。
また、小さなビジネス用の小部屋があり、新聞とパソコンが置いてありました。おじさんに人気なようです。
4階は休憩所、TV付きリクライニングチェアが並びます(162+女性専用23シート)。雑誌とブランケットが置いてあり、ラクーアに似た造り。テレビはケーブルなのかチャンネルが沢山ありました。
私は女性用コーナーで寝てみたのですが、結構冷房が効いていて、表示通りブランケットを1枚だけしかかけなかったら(一人1枚にしてくれと書いてある)、朝起きた時は頭がんがんになっていました。泊まる方は要注意!
肝心のお風呂は5階と屋上の2層になっています。
5階は内風呂1つ、水風呂1つ、半露天(というか1割露天)が1つ、サウナが2つ、洗い場24個、あかすりスペースもあります。タオルが使い放題、歯ブラシやカミソリ、髪ゴムなどがおいてあったのは嬉しかったです。

全体としては悪くはないのですが、やっぱり町田の万葉の湯と同様、塩素臭いのと、白い壁のひびや紙魚が気になるお風呂でした。屋内の温泉プールに入っているような塩素臭のする内湯は、正直あまり身体に良くなさそうです。
5階の内湯から、裸のまま階段を登って屋上の露天風呂へ移動します。
岩風呂と檜たる風呂があって、やはり露天は気持ちよいです。どこもやや熱めの湯なので、入っては、出て横のベンチで休んでの繰り返し。
ジャグジーの寝湯もあるのですがやっぱり塩素臭い・・・よってしまいそうでした。
←閉店の9時前にフロントに並ぶ人々、おじさん率高し!

以上、万葉の湯・町田と同様、のんびりTV見たり、宴会したり、そんな目的で来るにはいい施設、団体客も多いようです。
また、中高年のニーズをしっかりつかんでいるのか、男性50~60代の多いこと!女性も60才前後のグループが目立ちました。
たしかに、食堂メニューも養老の滝っぽい品揃え、マッサージも7種類ありますが、どれも高齢者向けっぽい内容で(足裏、耳つぼ、アカスリなどで、間違ってもロミロミやアロマではない)、ある意味しっかりとしたマーケティングが出来ているんでしょう。キッズコーナーもあるので、家族連れも多いです。
子供やうるさい年配グループも多いし、優雅に温泉で癒されたい!という人には正直お勧めできませんが、単にのんびりぐだぐだしたいという人、ビジネスホテル替わりに使う人には、色々なサービスもあるし、悪くないかなと思います。
ただ、万葉の湯は、あくまでひとつの娯楽施設であって、温泉をメインとした施設ではないと毎回思います。塩素臭い運び湯は、温泉を人寄せの道具としてしか見ていないような、温泉濃度も低くてお湯や浴室を大切にしていないようで、個人的にはどうも好きになれない施設でした。 <2005.6>