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羅臼 熊の湯 : heavenly-spring.com

羅臼 熊の湯

羅臼 熊の湯
熊の湯は、世界遺産にも登録された知床、羅臼川上流の知床国立公園内にある公共浴場です。
知床の大自然、森に囲まれた山中にぽつっとある天然の露天風呂ですが、ちゃんと男女別の浴槽があり、脱衣所もあるため気軽に入りやすい野天風呂です。ちゃんと清掃もされているのか、野天といってもとてもきれい。
そして何より、熱々の白濁湯が惜しげもなく注ぎ込まれたお湯は最高!それなのに無料!
地元民だけでなくハイキング、ツーリング客などにも人気があるのも納得の温泉です。

★★★★☆
★★★☆
★★★★☆
★★☆
★★★★

羅臼町湯ノ沢町
0153-87-2162(羅臼町環境管理課)
入浴料金 :  寄付
羅臼から知床峠方向に334号を車で5分ほど。車がない場合、公共交通、バスは通ってないのでタクシーを利用します。
1. 2.
1: 知床五湖、季節や天気によって全く違った表情を見せてくれます。
  5月は鹿の繁殖シーズンだったらしく、お腹の大きな雌鹿がもりもり新芽を食べていました。
2: 羅臼川にかかる『いで湯橋』を渡っていくと、熊の湯です。

3: 熊の湯の湯小屋。男女別の脱衣場です。
4: きれいに掃除された脱衣所。
3. 4.
趣のあるいで湯橋を渡って熊の湯小屋へ。女性用の脱衣所に入るドアはありますが、男性はオープンになっています。浴槽も男性はオープン。女性湯は塀に囲まれています。
入ると、素朴ながらきれいに清掃された脱衣所と、すぐ横に白濁の露店浴槽が!野天なのにとてもきれい。なんと地元の有志、愛好家の方々が、なんと365日雨の日も雪の日も清掃されているそう。感謝せずには入れません!
5. 6. 7.
5: 女性用のお風呂は仕方ないのですが、塀で一部囲われています。
6: 浴槽から脱衣所を見た所。
7: 湯は熱々なので、湯に浸かった境界線で肌が赤白、はっきりわかれます。
さっそく入ってみようと足をいれてびっくり!熱い!!!
なんと源泉は90度以上、それを温度を下げるために加水してある温泉なのです。新鮮なままのお湯に入りたい、でもそのままだと入れない…というジレンマを感じつつ、素敵な白濁湯に入らせていただきました。


8. 9. 10.
8: かなりうらやましい男湯はオープンな露天風呂。羅臼川が見えます。
9: 木でできた吊り橋が雰囲気を盛り上げます。
10: 日光に照らされた白濁湯はきっらきら、不思議な光を放っています。
浴槽に入って空を見上げれば、知床の緑と青空がきれい。そして、横の羅臼川のせせらぎが聞こえてきて、本当に贅沢な森林浴と温泉浴が同時に楽しめます。そして、熱いながらもさらっとした白濁湯は、お湯の新鮮さを肌で実感することが出来ました。

ここは野湯なので、基本的に24時間365日開いています(清掃の時間以外)。春の天気のよい昼間に入って、それはそれで素晴らしかったのですが、きっと夜や雪の日などに入ったら、また違った幻想的な世界を楽しるのではないかと思います。個人的には、お湯が十二分に熱いし、是非ここの雪見風呂に入ってみたい!と思ってやみません。 <2009.5>