酸ヶ湯は三百年も昔から開かれていた山の温泉宿で、十和田八幡平国立公園の北部、八甲田の主峰大岳の西麓にあります。 こんな北の地にありながら、冬でも通行止めにはならず、バスも運行しています。また、宿泊者は青森駅から送迎があるそうです(要予約)。 酸ヶ湯は旅館だけでなく、食堂、アイスクリーム屋さんなどあって、ちょっとした観光施設になっています。ここらへん周辺は何もないし、ドライブ中の休憩所的な位置づけもあるのでしょう。結構な人の多さでびっくりしました。 食堂は、そばやうどんなど定番物があり、紅葉シーズンだからか、かなり混んでて席を確保するのが大変でした。 |
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有名な酸カ湯の千人風呂は混浴+タオル禁止なので、さすがに写真を取れませんでした。(写真は公式HPより) にしても、期待していった身として一言! ここの男性客は日本一マナーがなってない!! 千人風呂は男女別の入口がある混浴なのですが、男女のスペースの境界線上に並んで、女の人が入ってくるのをみんなじーっと待っているのです。女性の入口から入ってくる所は、まるでステージに下りる花道のような錯覚を覚えるほど。タオルを巻いての入浴は禁止になっているのですが、とてもじゃないけどあんなに注目されて堂々とタオルなしで入れる人はいないと思います。 | ||
地元の人によると、ここはそういう場所なので、普通女の人は来ないそうです。お風呂にも入らず、20人ほどずらーっと並んで女湯の方を見ている男の人達にげんなり、せっかくいいお湯なのにゆっくり入れる雰囲気ではありません。あまりに腹が立って逆にこちらからも男湯をじーっと観察してみたのですが、1対30では戦い?にならず、根負けしました。ほんっと腹立つ!で、仕方なく女性用内湯でゆっくりしました。 こちらは10畳ほどで狭くて混んでますが、お湯はもちろん乳白色の素敵なお風呂でした。 ちなみに、後から知ったのですが、千人風呂も午前8時~9時、午後9時~10時は女性専用タイムになっているそうです。日帰りでなく、ちゃんと宿泊してその時間に入れってことなのでしょうか、ちょっと解せないですが、せっかく80坪という広い浴室に5種類ものお風呂があるので、是非今度は女性専用タイムで思いっきり入ってみたいと思いました。 |
写真左 : 紅葉の季節だったからか、やったら混んでいて大渋滞、青森の山中でこんな車が全く動かないような渋滞を経験するとは思っていませんでした・・・。 おかげでゆっくり紅葉を見ることはできましたが、何しろ遠かったです。運転手さんに感謝感謝。 | ||
写真右 : また、そんな道端に「ばばへらアイス」登場。 おばあさんがへらでお釜からすくってくれるアイスなので、ばばへらアイスというそうです。ここら辺では当たり前だそう。知らなかった!あっさりとして懐かしい味でした。 |