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男鹿温泉 男鹿グランドホテル : heavenly-spring.com

男鹿温泉 男鹿グランドホテル

男鹿温泉 男鹿グランドホテル
男鹿半島の北東端にある男鹿温泉は、一番近いJR羽立駅(半島のつけ根らへんにある)からタクシーで25分ほどにある、鄙びた温泉町です。
男鹿温泉は、 江戸時代の「温泉番付」に、東の小結に上げられているほどの名湯で、明治中期から大正にかけて、石山鉱山と呼ばれる石灰岩の採掘現場とともに発展してきました。が、鉱山が衰退するとともに、温泉のみの町となって、現在に至るそうです。
グランドホテルはそんな半島の端といった雰囲気の温泉街の中、やや丘の上海に近い所に建っていました。外観はやや古い感じですが、中は予想外にきれいで、ロビーから海も見えるし対応もさわやかなホテルでした。

★★★
★★★
★★☆
★★★
★★

男鹿市北浦湯本
0185-33-2151
URL :  http://www.ogaonsen.com/index.php
入浴料金 :  1000円※
行き方: JR羽立駅からタクシーで25分ほど、または秋田駅からエアポートライナーで2時間ちょっとです。車なら、秋田自動車道 昭和・男鹿半島ICから男鹿までは約25km、秋田市からはクルマで約40分ほどです。
←写真が温泉街の様子ですが、古いホテルが点々と立っていて、お店はコンビニという名のミニスーパーが一軒、なんとも淋しい空気が漂っていました。
湯巡りチケット(1000円で男鹿温泉郷の旅館8湯の中から3湯入れる)もあるのですが、一軒一軒がやや離れていたので車がない私は今回はあきらめてホテルに入りました。
お風呂は新しく内装をリフォームしたようできれいですっきりシンプルな浴室でした。
内風呂1つ、露天1つとサウナがありました。(ただしサウナは夜8時まで、それだけが残念でした)
やや茶濁した、鉄分+微炭酸の滑らかなお湯で、循環しているからかそれほど強い個性はありませんでした。普通に気持ちよいお風呂です。
おまけ :
夜のお食事
新鮮な魚は美味しかったし、感動したのは、名物の石焼鍋を目の前で作ってくれた事。
石焼鍋とは、桶に出汁と魚介類、炭火で真っ赤に焼いた石を入れて調理するお味噌汁なのですが、石でねぎを焼いたり、じゅわーっと出汁にいれたり、かなり豪快で楽しかったです。そしてとっても美味しかった!自分では作れないだけにとても嬉しいサービスでした。

以上、きれいな館内、たっぷりのお食事と、きれいなお風呂で、男鹿温泉に来るならまあ普通に満足できるお宿だと思います。ただ、あまりに空いていた+男鹿温泉自体が閑散としていたのが残念でした。チェックアウトの時は丁寧にお見送りしてくれたし、サービスはちゃんとしているなーという印象があり、これからも頑張ってほしいとつくづく思いました。
おまけ2 :
ところで、男鹿といえば、なんと言っても「なまはげ」でしょう。
←なまはげ博物館にてなまはげに変身!!
(お面をつけていると誰だかわからないので、外したところ)

博物館では、いろんな地域のなまはげお面を展示してあったり、なまはげ伝承館では、実際のなまはげ体験ができて意外に面白かったです。
本物はやっぱりすごい迫力で、恐がる子供たちの必死に逃げる姿が微笑ましかったです。
今でもお正月にはなまはげが現れる男鹿半島の集落、こういった風習が残っている地域に生まれた人がうらやましいと思いました。