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行義路温泉 伊豆温泉生活会館 : heavenly-spring.com

行義路温泉 伊豆温泉生活会館

行義路温泉 伊豆温泉生活会館
行義路温泉は、本によっては北投温泉の一部と紹介されることもある、新北投温泉と陽明山温泉の間にある温泉です。
ここは温泉旅館があるわけではなく、温泉レストランと呼ばれている日帰り施設が集中しています。どの施設もレストランと温泉を備えていて、レストランで定額以上(だいたい400元)使うと温泉の入浴券(200元)をもらえる仕組みになっている施設が多いです。もちろん温泉だけでも入浴可能です。
メトロの石牌駅前からバスに乗って「行義路(三)」で下車、そのままバス通りの坂を登っていくと温泉街に入る分岐があります。沢山温泉の看板が出ているので、初めてでもすぐ分かると思います。

★★★☆
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★★★
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★★☆
台北市北投區行義路338號
02-2876-8338
URL :  http://www.izu-spa.com.tw/
入浴料金 :  200元(≒700円)
行き方: 台北駅からMRT(地下鉄)赤い淡水線(もしくは新店線・中和線)の石牌駅へ、駅前のバス停から508、535、536系バスで「行義路(三)」で下車、そこから徒歩5分程度です。
1. 2.
1: 行義路の広場からの徒歩用入口、裏には車用の入口もありました。
   日本を意識してか、ひらがなの「おんせん」という表記があちこちにありました。
2: 露天風呂の様子、広々白濁湯に、台湾定番の強力うたせ湯がついています。
伊豆温泉会館は、バス停から一番近く、アジアンログハウス風の湯屋とレストラン、男女別露天風呂からなる温泉レストランです。
200元払って入ると、いきなり大きな露天風呂が目の前にどーんとあり、きれいな青っぽい乳白色のお湯が溢れているではないですか。逸る気持ちを抑えて、まずは脱衣スペースで服を脱いでロッカーに入れます(脱衣室はありません)。
水着はいりませんが、シャワーキャップは必須です。(台湾の温泉ではシャワーキャップ、SPAでは水泳帽が必要な事が多いです。衛生的な理由からでしょうが、していないと大概注意されました)

露天風呂は、本当にきれいな青白色の硫黄泉で、福島県の高湯に似ていると思いました。大きな浴槽には、ジャグジーや打たせ湯がついています。横にはボタンがついていて、押すと3分間位打たせ湯や泡が出てくるようになっています。(台湾のSPAはここと同様にボタン付が標準です)この打たせ湯がかなり強力で、打たせたところが真っ赤になってしまうほど。台湾の人は、足裏マッサージといい、痛いほど刺激することが健康によいと考えているようです。
湯温は、40℃ほど。横には水風呂もあるので、温冷交互に入れるのが嬉しいです。水風呂は温泉ではなかったですが、十分 いい水で気持ちよい感触でした。

3. 4.

3: 受付棟の様子、丘の傾斜にそって湯屋や食事用個室が配置されています。
4: これは同じく行義路にある日本風温泉、川湯の露天。伊豆温泉の湯とほぼ一緒でした。
温泉浴槽の他には、蒸気室(低温ミストサウナ、微妙な漢方臭がしました)と、申し訳程度の洗い場もありました。シャワーは3本のみですが、洗い場がある温泉は珍しいので大変助かったです。
横のテーブルでは、おばちゃんたちが持ち寄ったお弁当をむしゃむしゃやっていました。台湾では、温泉にしてもレストランにしても、持込にとても寛容です。
また、温泉と食事は密接な関係にあって、お弁当持込もよくある事のようでした。

高低差のある敷地内に池を作っていたり、なかなか雰囲気のよい施設でしたが、バス通りに面しているので、他の施設よりやや混んでいるようです。



ここから歩いてすぐの範囲に、何軒も温泉レストランがあるので、どれに入るか迷ってしまう所ですが、個人的には、ここ以外では、日本風を売りにしている川湯か、

きれいな施設の湯瀬、施設が充実している皇池温泉御膳館がよいかと思いました。
各施設の紹介は別にまた書きます)
コンパクトながら気持ちのよいお湯と露天風呂が素敵な施設、昼ご飯ついでにふらっと寄るには最適の施設だと思いました。 <2005.7>