瑞穂(ルイスイ)温泉は、花蓮から台東を結ぶ、花東公路周辺の温泉地帯にある丘の上の温泉一軒宿です。花蓮と台東のちょうど真ん中らへんにある瑞穂駅から内陸に入った所にあります。(瑞穂駅から山方面に進むと、紅葉(ホンイエ)温泉もあります) 駅から、何も高い建物のない、のどかな平野を進んでいくと、なんとその名も『温泉街道』という通りが出現します。沢山ある温泉宿が、それぞれ違う温泉名を名乗って営業していて、その形も旅館風からペンション風から色々。そんな地区から一軒離れて、丘の上に建っているのが瑞穂温泉山荘(旅社)です。 |
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左: 瑞穂温泉山荘の入口、山の中のロッジ風な造り。 温泉通りを進んでいくと、大きな看板が出ているので分かりやすいです。駅から向かって通りの右側に入って、少し丘を登ったところにあって、入口にはでかでかと瑞穂山荘と書いてあります。 |
オープンな造りの建物には、ちゃんとしたフロントがあるわけでもなく、ロビー(写真上左)で人を探してお金を払い(100元≒350円)プールへ向かいます。 写真上右: 貸切個室風呂の並んだ廊下。アジアン風なのか、山小屋風なのか、謎の造りです。 |
露天プールは、水のプールと、見事に小金色の温泉浴槽がありました。 その横にちいさなブースシャワーがあり、そこでこそっと水着に着替えて入浴です。 | ||
大雑把な台湾の温泉情報では、ここの湯は紅葉温泉と同じと書いてありましたが、明らかに全く違う、鉄分色の湯で温度は41℃でした(炭酸鉄鉱泉と書いてありました)。肌がつるつるする所は同じです。 お湯は掛け流し状態で、温度もほどよく、プールと交互に入って本当に気持ちよいお風呂でした。 |
貸切個室風呂も沢山あり、ここもお湯は掛け流し、壁も浴槽も木造で山荘風でした。 以上、よい湯をのんびり堪能できる、なんとも夏休み的な気分になる温泉山荘でした。 <2005.6> | ||
おまけ情報 : その他の瑞穂地区にある温泉 |
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中でよかったのが、椰子林温泉(写真下)。 新しく出来た施設のようで、ちょっと南国リゾート風。温泉もエメラルドグリーンでとってもキレイ!同じ地区内なのに、紅葉温泉とも瑞穂温泉とも違った色で面白いです。 |
残念ながら休業中だったのですが、お湯は出っ放しでしっかりつるつるいい湯でした。 入口の売店では、この温泉成分が固まって出来た砂の花のような結晶を販売していました。オススメです! |